2008年5月4日日曜日

忍者映画全盛 = 1 =




小学校の頃の夕方6-7時といえば、子供のテレビタイム。
当時まだ白黒だった我が家でも、ご他聞にもれずNHKの人形劇に始まりアニメが主流を占める。
その中でも、映画ではまり、テレビでさらに夢中になったのがこの2本。
まずは白土三平原作のワタリとカムイ外伝。

「大忍術映画ワタリ」(東映/1966.7公開)
マサカリかついだ金太郎ではないが、子供が斧を振りかざす危険な映画。
だが、この子供が強い。まあ、サスケを思い出してもらえればいいかと。ってサスケも知らないか?
とにかく話の展開が早くついていけない。
映画の出来の悪さ(?)に白土氏が激怒したとか。
続編がボツになったあとに製作されたのが「仮面の忍者 赤影」(1966.11-1967.2。
このテレビ特撮時代劇「仮面の忍者赤影」(1967.4-1968.3放映)には映画「ワタリ」主人公ワタリ役の金子氏が青影として出演。主役赤影役を務めたのは2003年7月13日に亡くなった坂口祐三郎。
金子さんといえば、天才子役。今で言えば・・・えなりかずきか・・・。

忍風カムイ外伝はもともと、カムイ伝のサイドストーリー。
カムイ伝といえば唯一小学校の図書館にもあった漫画。
東大紛争の際にも、バリケードの中で読まれていたのもこれ。とにかく逃げるしかないもんね的ストーリー。
休まりませんてば。
農民などの身分の低い人々の苦悩とあわせて、重い作品。
同じ時期にフジテレビ系列で放送開始。この時の放送時間が日曜6時。で、同時に新番組が6時半から始まりました。
これが、サザエさん。何年やってるんだ。リアルタイムで見ていた俺も俺だが・・・。

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